FAXを残す?やめる?クラウドPBX導入時の最適解|ネットFAX・複合機の選び方

FAXを残す?やめる?クラウドPBX導入時の最適解|ネットFAX・複合機の選び方

クラウドPBX導入で「FAXをどうするか」は詰まりがち。完全廃止/ネットFAX併用/複合機FAX継続の3パターンで整理し、業務フローが崩れない移行手順、取引先への案内、注意点を解説。

FAXを残す?やめる?クラウドPBX導入時の最適解|ネットFAX・複合機の選び方

クラウドPBXを導入すると、電話は一気にスマートになります。

でも、そこで必ず出てくるのが「FAXどうする問題」です。

  • 取引先がまだFAXを使っている
  • 社内の承認フローがFAX前提になっている
  • 複合機があるから、捨てづらい

この状態で「とりあえず残す」と、電話だけクラウド化して、FAXだけ昔のままという“ねじれ”が残ります。

この記事では、クラウドPBX導入時にFAXをどう扱うのが現実的かを、3パターンで整理します。

この記事でわかること

  • FAXの扱い方3パターン(残す/併用/廃止)
  • ネットFAX・複合機FAXの選び方
  • 移行手順(取引先への案内、番号の扱い)
  • よくある失敗と対策

まず結論:FAXは「業務フロー」から逆算して決める

FAXを残すかどうかは、“気持ち”ではなく業務フローで決まります。

判断基準(ざっくり)

  • FAXの受信が月数件なら:ネットFAXに寄せる
  • FAXが今も業務の中心なら:複合機FAX継続も現実的
  • 取引先がメール対応可能なら:廃止に向けて移行

クラウドPBX導入で大事なのは、電話とFAXの“入口”を整理して、現場が迷わない状態にすることです。

パターン1:FAXを完全廃止する(最もスッキリ)

FAXがほぼ形骸化しているなら、廃止が一番きれいです。

向くケース メリット 注意点
取引先がメール対応可能 運用が簡単/コスト削減 一部の取引先に事前案内が必要

廃止の現実手順:いきなり止めず「受信だけ残す→徐々にメールへ」の順で移行すると揉めません。

パターン2:ネットFAXに寄せる(少人数に強い)

受信中心なら、ネットFAXが強いです。受信をメールで扱えるので、引き継ぎが楽になります。

向くケース メリット 注意点
FAX受信が少ない 紙が減る/在宅でも確認できる 送信が必要なら別手段が必要

ネットFAX運用の型

  • 受信FAXは共有メールに届く
  • 一次受けが振り分けて担当へ
  • 必要なものだけ印刷(紙は例外)

パターン3:複合機FAXを継続する(現場がFAX中心なら)

現場がFAX中心なら、無理に廃止すると崩れます。複合機を残すのは、現実的な選択です。

向くケース メリット 注意点
FAX送受信が多い 現場が変わらない/教育が不要 電話の回線と分ける設計が必要

注意:クラウドPBXの電話と同じ番号・同じ回線でFAXを流すと、相性問題が出ることがあります。FAXはFAXとして独立させる方が安全です。

移行手順|FAX番号をどう扱う?

FAXの移行で揉めるのは「番号」です。結論から言うと、番号はなるべく変えない方が楽です。

選択肢 メリット デメリット
番号を維持 取引先への影響が少ない 移行先の条件を満たす必要
番号を変更 構成を整理しやすい 取引先周知の手間が大きい

現実的な移行の型

  1. まず「受信をネット化」して、社内の流れを固める
  2. 送信は必要な部署だけ残す(複合機/別手段)
  3. 取引先に順次メールへの切替を依頼
  4. FAXの比率が落ちたら、廃止に寄せる

よくある失敗と対策

失敗1:FAXを急に止めて取引先が混乱

案内期間を設けて、移行先(メール/フォーム)を明確にします。

失敗2:受信FAXが個人メールに届いて見落とす

必ず共有メールに集約し、一次受けが毎日確認するルールにします。

失敗3:電話とFAXを同じ流れで扱ってトラブル

FAXはFAXとして独立させ、電話はクラウドPBXに寄せる方が崩れません。

まとめ|FAXは「廃止・ネット化・継続」の3択をフローで決める

クラウドPBX導入時のFAXは、次の3択で整理できます。

  • 完全廃止(最もスッキリ)
  • ネットFAX併用(受信中心なら強い)
  • 複合機FAX継続(現場がFAX中心なら現実的)

電話とFAXの扱いをまとめて設計できるクラウドPBXを選ぶと、導入後のねじれが減ります。比較の起点はここが早いです。

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