

クラウドPBXを導入すると、電話は一気にスマートになります。
でも、そこで必ず出てくるのが「FAXどうする問題」です。
この状態で「とりあえず残す」と、電話だけクラウド化して、FAXだけ昔のままという“ねじれ”が残ります。
この記事では、クラウドPBX導入時にFAXをどう扱うのが現実的かを、3パターンで整理します。
この記事でわかること
FAXを残すかどうかは、“気持ち”ではなく業務フローで決まります。
判断基準(ざっくり)
クラウドPBX導入で大事なのは、電話とFAXの“入口”を整理して、現場が迷わない状態にすることです。
FAXがほぼ形骸化しているなら、廃止が一番きれいです。
| 向くケース | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 取引先がメール対応可能 | 運用が簡単/コスト削減 | 一部の取引先に事前案内が必要 |
廃止の現実手順:いきなり止めず「受信だけ残す→徐々にメールへ」の順で移行すると揉めません。
受信中心なら、ネットFAXが強いです。受信をメールで扱えるので、引き継ぎが楽になります。
| 向くケース | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| FAX受信が少ない | 紙が減る/在宅でも確認できる | 送信が必要なら別手段が必要 |
ネットFAX運用の型
現場がFAX中心なら、無理に廃止すると崩れます。複合機を残すのは、現実的な選択です。
| 向くケース | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| FAX送受信が多い | 現場が変わらない/教育が不要 | 電話の回線と分ける設計が必要 |
注意:クラウドPBXの電話と同じ番号・同じ回線でFAXを流すと、相性問題が出ることがあります。FAXはFAXとして独立させる方が安全です。
FAXの移行で揉めるのは「番号」です。結論から言うと、番号はなるべく変えない方が楽です。
| 選択肢 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 番号を維持 | 取引先への影響が少ない | 移行先の条件を満たす必要 |
| 番号を変更 | 構成を整理しやすい | 取引先周知の手間が大きい |
現実的な移行の型
案内期間を設けて、移行先(メール/フォーム)を明確にします。
必ず共有メールに集約し、一次受けが毎日確認するルールにします。
FAXはFAXとして独立させ、電話はクラウドPBXに寄せる方が崩れません。
クラウドPBX導入時のFAXは、次の3択で整理できます。
電話とFAXの扱いをまとめて設計できるクラウドPBXを選ぶと、導入後のねじれが減ります。比較の起点はここが早いです。